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川端に風情のある土蔵が並ぶ。1810年建築の登録有形文化財「瓜生原(うりゅうばら)家住宅」はそばなどが味わえる=兵庫県佐用町平福(撮影・三津山朋彦)
川端に風情のある土蔵が並ぶ。1810年建築の登録有形文化財「瓜生原(うりゅうばら)家住宅」はそばなどが味わえる=兵庫県佐用町平福(撮影・三津山朋彦)

■文化溶け合う境界の魅力

 山陽線上郡と因美線智頭(ちず)を結ぶ智頭線は計56・1キロ、計14駅の短い路線だが、兵庫(播磨)、岡山(美作(みまさか))、鳥取(因幡(いなば))の3県を結ぶ、まさに現代の因幡街道だ。1892(明治25)年から1世紀に及ぶ建設運動を経て1994年12月に開業した。それから27年。京阪神と鳥取を最速で走る看板特急「スーパーはくと」に乗ると、山陽線と因美線をつないだこの鉄路によって大いなるミッシングリンク(失われた環(わ))が解消されたことが分かる。

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2022/5/28
 

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