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本山地区を東西に貫く山手幹線の両側には店舗の入ったマンションやビルが立ち並ぶ。人々が行き交いにぎわう中、夕日が斜光線を投げかけた=神戸市東灘区岡本1、本山北町3(撮影・三津山朋彦)
本山地区を東西に貫く山手幹線の両側には店舗の入ったマンションやビルが立ち並ぶ。人々が行き交いにぎわう中、夕日が斜光線を投げかけた=神戸市東灘区岡本1、本山北町3(撮影・三津山朋彦)

■山々に抱かれた夕映えの街

 神戸市東灘区の阪急岡本駅から石畳の岡本坂を下りると数分でJR摂津本山駅につく。「せっつ」という愛称で親しまれているが、「本山」は近代に新しく作られた名称だ。江戸時代、芦屋川と住吉川に挟まれた地域に中世の荘園(本荘、山路荘)に由来する十数カ村が存在した。明治以降、その中の森、岡本、野寄等8カ村が統合され、ルーツである二つの荘園名から一字ずつとって「本山」村を形成したのである。

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2021/12/11
 

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