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チャップリンの姿が影絵となりまちの入り口に立つ。映画の王国がここにあった=神戸市兵庫区新開地6(撮影・三津山朋彦)
チャップリンの姿が影絵となりまちの入り口に立つ。映画の王国がここにあった=神戸市兵庫区新開地6(撮影・三津山朋彦)

■賑わいの記憶が甦る瞬間

 神戸市兵庫区に位置する「兵庫津」。15世紀には当時の文化的最先端だった禅宗寺院が立ち並び、18世紀には西回り航路の拠点として2万人が住んだ。幕末に開港したのは「神戸」でなく「兵庫」だったし、湊川を付け替えて新開地が作られたのは、ここが神戸と兵庫(当時「兵神」と呼ばれた)の中間だったからである。1910年代には、詩人の竹中郁、映画評論家の淀川長治等が少年期を過ごしている。

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2022/5/14
 

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