連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

風景を読む

  • 印刷
住宅地の中には地蔵や石碑が随所に見られる。観光客が集まる場所とはまったく異なる空間がある=豊岡市城崎町湯島(撮影・三津山朋彦)
住宅地の中には地蔵や石碑が随所に見られる。観光客が集まる場所とはまったく異なる空間がある=豊岡市城崎町湯島(撮影・三津山朋彦)

■寄る辺なき女たちを引き受けて

 JR山陰線の城崎温泉駅(兵庫県豊岡市城崎町今津)をおりて駅前広場を左折し、円山川と鉄道に沿う一本道を南下する。城崎小学校の横を過ぎ、前方左手に青色の城崎大橋(現在、架け替え工事が行われており、数年後にはより下流に新しい橋が完成するという)が見える地点まで来ると、右側に住宅街が広がり、その中を幅の狭い山道が伸びている。坂を上ると「山荘 足軽」と書いた旅館の前に出る。その先は「けものみち」になっており、大木が何本も倒れていて通行できない。しかし、昔ここはハイキングコースになっており、城崎温泉ロープウェイの駅や、山向こうの城崎温泉街の南端、極楽寺や「まんだら湯」のあたりに出ることができたという。

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。

2022/10/8
 

天気(9月18日)

  • 31℃
  • ---℃
  • 50%

  • 30℃
  • ---℃
  • 70%

  • 32℃
  • ---℃
  • 60%

  • 33℃
  • ---℃
  • 70%

お知らせ