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第7回神戸マラソンで女子日本選手2位の海野佳那さん
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第7回神戸マラソンで女子日本選手2位の海野佳那さん

第7回神戸マラソンで女子日本選手2位の海野佳那さん

第7回神戸マラソンで女子日本選手2位の海野佳那さん

 「感謝と友情」をテーマにした神戸マラソンが今年は11月18日に開催される。8回目を迎える今大会は、一流選手を多数招くことや適切な運営体制などから、国際陸連の格付けでブロンズラベルレースに認定され、競技性がより高まる。年々、安全や走りやすさの面で進化を遂げ、「する、みる、ささえる」人それぞれにとっての楽しみも増している。号砲まであと2カ月。昨年の第7回神戸マラソンで女子日本人選手2位(全体で5位)に入り、今春引退したノーリツの海野(うんの)佳那さんに、本番までの心構えやコースの攻略法について聞いた。

 -陸上競技を始めたきっかけは。

 中学時代は短距離を走っていたが、タイムが伸びず、高校に入って長距離に転向した。そこで指導者に恵まれ、記録が出るようになった。大学時代は厳しい練習のおかげで1万メートルで33分14秒のタイムが出て、実業団でやってみようという自信が芽生えた。

 -実業団に入ってからの思い出のレースは。

 大学時代は練習がつらいばかりだったが、ノーリツに入ってからは優しい部員に恵まれ、性格が前向きになった。走れることへの感謝の気持ちも芽生えた。入部2年目に自己ベストの2時間36分48秒で走ったパリマラソンは特に印象深い。海外レースということですべて1人で準備をしなければならず、かえって頑張らなきゃと気持ちが強くなったのかもしれない。

 -昨年の神戸マラソンを振り返って。

 実は2年ほど前から足を故障して引退を考えるようになっていた。昨年監督から「もう1年頑張ってみよう」と声をかけてもらった。私にとっては神戸マラソンがその試金石で、日本人選手1番を狙って臨んだ。前半で給水を取り損ねたことが響き25キロすぎで足がつり始めた。それまで日本人選手の先頭を走っていたのだが抜かれてしまい、何とか2位は死守した。結果的に引退レースになってしまった。

 -走ってみて感じた神戸マラソンの印象は。

 スタート前、阪神・淡路大震災への鎮魂を込めたイベントに感動した。須磨あたりの海沿いの道はふだん練習でも走っている慣れたコースだったが、沿道の温かい声援に後押ししてもらって走れるレースであることをあらためて実感した。

 -ランナーにアドバイスすることがあれば。

 海沿いは風が強く、1人で走るとまともに風を受けて体力を消耗してしまう。風よけのために集団に入ることを勧める。いい集団を選べば、無理なく自分のペースを守ることもできる。

 後半に坂が多いためどうしてもペースは落ちてしまいラップが気になるところだが、気持ちが折れそうだったら時計を見ないようにするのがいい(笑)。タイムを気にするよりもゴールだけを考えて走ると前向きな気持ちになれる。イメージトレーニングも大事。自分が気持ちよくゴールしている姿を今から思い浮かべておくとよいと思う。

 

 -今年は招待選手として神戸マラソンを走る。

 引退をしてから走る気がうせてしまい、出場することに迷いはあった。でも、せっかくいただいた機会を逃すのはもったいないなと。記録のことはまったく考えずに走ることを純粋に楽しみたい。そのためにもまず体重を落とさないと(笑)。

2018/9/18

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