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 何度も紙面をにぎわせた選手の名前を、いつの間にか見なくなることがある。理由は人それぞれだろうが、けがが原因で表舞台から遠ざかってしまったアスリートは少なくないはずだ。

 18日の神戸マラソン。途中経過を伝える速報資料に、その名前があった。日本人トップで5キロを通過した一般参加の横川海姫。姫路市立安室中ではロードレースや駅伝などで活躍したが、須磨学園高では相次ぐけがで脚光を浴びることはなかった。昨年9月には交通事故で大けが。苦しみ抜いた末に練習を再開し、小学生のころから憧れていたという神戸マラソンに挑んだ。

 沿道の声援にも後押しされ、最後まで日本人トップを譲らなかった。「いろんな人に支えてもらった。恩返しのレースにしたかった」。淡々とした口ぶりながら、苦難の日々に寄り添ってくれた家族や恩師らへの感謝の言葉があふれた。大会プログラムに記された「『ありがとう』の42・195キロ」を体現した彼女の名前は、大きな見出しとなって紙面に戻ってきた。(大原篤也)

2018/11/27

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