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初マラソンで女子日本人トップの7位に入った横川海姫(撮影・大山伸一郎)
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初マラソンで女子日本人トップの7位に入った横川海姫(撮影・大山伸一郎)

初マラソンで女子日本人トップの7位に入った横川海姫(撮影・大山伸一郎)

初マラソンで女子日本人トップの7位に入った横川海姫(撮影・大山伸一郎)

 第8回神戸マラソン(神戸新聞社など共催)は神戸市役所前をスタート、神戸・ポートアイランドの市民広場付近をフィニッシュする42・195キロのコースで行われ、女子は女子はスーザン・ジェロティク(ケニア)が2時間31分38秒の大会新記録で初優勝を飾った。横川海姫(兵庫大)が2時間49分21秒で日本人トップの7位に入り、服部綾実(名大)が8位。全回大会まで3年連続4位だった大樽瑞葉(神院大)は10位だった。

 女子の日本人トップとしてフィニッシュ地点に現れたのは、フルマラソンに初挑戦した一般参加の20歳だった。沿道から届く「日本人トップや」の声援にも支えられ、兵庫大の横川は「応援のおかげで頑張れた。お世話になった先生たちの顔を思い浮かべながら走った」と声を弾ませた。

 姫路市立安室中時代に近畿中学校駅伝に出場するなど期待の長距離選手として台頭。強豪・須磨学園高に進んだが、相次ぐけがに泣かされた。疲労骨折を繰り返し、何度も「やめたい」と思ったという。「大学で花を咲かそう」と兵庫大に進んだ昨年9月には交通事故で肩甲骨を折った。痛みで走ることができず、ストレスも加わり体重が激減。「絶対に走りたい」「もう逃げたい」。複雑な感情を抱えながら、復活への道を歩んできた。

 たどり着いた42・195キロのスタート。「前半から突っ込んだ」といい、5キロ通過時点で早くも日本人トップに立った。25キロまでの5キロごとのラップタイムは18分58秒~19分59秒。この時点で日本人2番手とは1分以上の差がついた。「脚にきた」という終盤にペースダウンしたが「お世話になった人たちに恩返しのレースをしたかった」と横川。流した涙と汗は無駄ではなかった。

 名前は「海姫」と書いて「みき」と読む。ミナト神戸にぴったりのニューヒロイン誕生だ。

(大原篤也)

2018/11/18

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