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フレンドシップランナーとして参加するチキンガーリックステーキの渡辺敦さん(右)と前澤弘明さん 完走メダルを手にする渡辺敦さん(2013年の第3回神戸マラソン) 神戸のリレーマラソンで走る前澤弘明さん=ノエビアスタジアム神戸
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フレンドシップランナーとして参加するチキンガーリックステーキの渡辺敦さん(右)と前澤弘明さん

完走メダルを手にする渡辺敦さん(2013年の第3回神戸マラソン)

神戸のリレーマラソンで走る前澤弘明さん=ノエビアスタジアム神戸

  • フレンドシップランナーとして参加するチキンガーリックステーキの渡辺敦さん(右)と前澤弘明さん
  • 完走メダルを手にする渡辺敦さん(2013年の第3回神戸マラソン)
  • 神戸のリレーマラソンで走る前澤弘明さん=ノエビアスタジアム神戸

フレンドシップランナーとして参加するチキンガーリックステーキの渡辺敦さん(右)と前澤弘明さん 完走メダルを手にする渡辺敦さん(2013年の第3回神戸マラソン) 神戸のリレーマラソンで走る前澤弘明さん=ノエビアスタジアム神戸

フレンドシップランナーとして参加するチキンガーリックステーキの渡辺敦さん(右)と前澤弘明さん

完走メダルを手にする渡辺敦さん(2013年の第3回神戸マラソン)

神戸のリレーマラソンで走る前澤弘明さん=ノエビアスタジアム神戸

  • フレンドシップランナーとして参加するチキンガーリックステーキの渡辺敦さん(右)と前澤弘明さん
  • 完走メダルを手にする渡辺敦さん(2013年の第3回神戸マラソン)
  • 神戸のリレーマラソンで走る前澤弘明さん=ノエビアスタジアム神戸

 11月18日の「第8回神戸マラソン開催まであと1カ月。阪神・淡路大震災から立ち上がった被災地からの「感謝と友情」をテーマに、約2万人のランナーが神戸のまちを走る。フレンドシップランナーのアカペラグループ「チキンガーリックステーキ」の前澤弘明さん、渡辺敦さんに、神戸マラソンへの思いとメッセージを語ってもらった。

▼神戸の街、走りたくて

 -なぜマラソンを走るようになったのか。

 渡辺 きっかけは第1回神戸マラソンの前年にあった2010年のクリスマスコンサート神戸公演。ステージ上で翌年の目標を話す時間があり、「来年神戸でマラソン大会が始まるから、メンバー全員で出場しよう」と声をかけたら、乗ってくれたのが前澤さんだけだった。

 前澤 ランニングは苦手だったけど、せっかくの誘いを断るなんて悪いと思った。それから人生で初めて、40代後半から走りだした。

 -それが2人にとっての初めてのフルマラソン。その後は。

 渡辺 第1、3回の神戸マラソンに出場した。タイムはいずれも5時間半ほど。無理せずけがせず、ゆっくり制限時間内に完走することを楽しんでいる。神戸の街を走りたくて応募していたので、他のマラソンを走ったことはない。マラソンにはまったのは前澤さんの方かも。

 前澤 計算も作戦もなく第1回神戸マラソンを走り、30キロで両足がつって止まったり歩いたりしながらも4時間14分で何とか完走できた。それを機に知らなかった世界を知ってしまった気分で、神戸を含む各地のフルマラソンを年1、2回ペースで走っている。昨年の京都マラソンは自己ベストの3時間45分。気持ちよくゴールすることができ、すっかりマラソンが趣味になった。マラソン以外では、仲間たちとつくる「アカペランニング部」のメンバーでリレーマラソンをワイワイと楽しんでいる。

 -走ることで音楽活動によい効果は。

 渡辺 30歳すぎから健康管理のために走り始め、ステージに立つための体力維持に役立っている。アカペラもマラソンも、自分の体が資本。身一つで勝負するところが似ているので、よい相乗効果が得られればうれしい。走りながら見る景色や、自分との挑戦などのテーマを曲で表現することもある。

 前澤 走りながら新しいフレーズが浮かぶことも。また以前は、2日連続のライブがあると2日目は体がしんどかったが、走り始めてからそう感じなくなった。体力がついて、ライブの質をより高められたこともうれしい。

▼震災忘れないメッセージ発信

 -神戸出身・在住の2人。神戸マラソンを走ることについて。

 渡辺 須磨区で生まれ育ち、家族を持った現在も住み続けている。阪神・淡路大震災のときは19歳で、自宅が半壊したので交通網が寸断される中がれきをかき分けながら大阪の祖母宅へ避難した。震災の翌年にチキンガーリックステーキ(CGS)に加入し、神戸を愛する一人として震災を忘れずメッセージを伝えていきたいと思って活動してきたので、フレンドシップランナーという役割をいただきとても喜んでいる。

 前澤 兵庫区(現在の北区)出身で、神戸市立高校で19年間国語教師をしていた。震災時は兵庫商業高校に勤めていて、同校も被災したものの早朝だったので人的被害がなく安堵(あんど)したのを思い出す。CGSはまだ「アカペラって何?」と言われる時代にとにかく楽しいからと一緒に歌い始めた。02年にプロとしてメジャーデビューすることになり、教員を退職したという経緯がある。第1回の神戸マラソンでは教え子とばったり出会ったので、また予期せぬ懐かしい出会いがあればうれしい。

 -コースの中で好きな場所は。

 渡辺 やっぱり海沿いの国道2号。キラキラ光る水面を眺めながら走りたい。第1、3回でも、景色の美しいスポットに通りかかると風景を入れて自撮りをしてSNSにあげるなどして楽しんできた。あとは40キロ付近の神戸大橋。登りがきついが、頑張って登り切ればゴールのあるポートアイランドが目の前にサーっと開ける。その感動を皆さんと一緒に味わえればと思う。

 前澤 その2カ所は僕も好きな場所。あとは母の実家があった御崎公園近くの兵庫区金平町を走るのが楽しみ。今はなきチンチン電車(神戸市電)や五右衛門風呂のほか、金平市場では金魚すくいをしたな、などと子どもの頃の記憶がよみがえり、切なくも懐かしい気分になれるのはふるさとのマラソンを走る醍醐味(だいごみ)。神戸マラソンは6年ぶりなので味わいながら走りたい。

▼仲間がいてこそのマラソン

 -ランナー、沿道の皆さんへの思いや伝えたいことは。

 渡辺 神戸で生まれ育ち、住み続ける一人として、歌と同じように走ることでも何かメッセージを伝えられたらと考えている。僕は速く走れないのでタイムにはこだわらず、神戸の街を走れる喜びを心から感じながら皆さんと楽しみたい。

 前澤 仲間がいて初めてハーモニーが作りだせるように、「する・みる・ささえる」仲間がいてこそのマラソン。僕は最初の頃一人では心細くて走れなかったが、仲間がいるからこそ走ることに楽しみを見いだせた。神戸のまちに、たくさんの笑顔が咲けばうれしい。

▽チキンガーリックステーキ 1990年に神戸で結成。神戸・西宮出身の男性5人のアカペラグループ。毎週水曜日に神戸煉瓦倉庫K-waveでレギュラーライブを行うなど年間約100公演のうち半分を神戸で開催し、海外でも公演。ラジオ番組でも活躍中。メンバー全員が作詞・作曲を手がける。2018年7月「Acapella Covers 2018」発売。2018年クリスマスコンサート神戸公演は12月2日に新神戸オリエンタル劇場で行われる。

2018/10/18

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