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今春から神戸市立大池中で勤務する松山治選手(中央)と指導する同校陸上競技部の部員ら=神戸市北区西大池2
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今春から神戸市立大池中で勤務する松山治選手(中央)と指導する同校陸上競技部の部員ら=神戸市北区西大池2

今春から神戸市立大池中で勤務する松山治選手(中央)と指導する同校陸上競技部の部員ら=神戸市北区西大池2

今春から神戸市立大池中で勤務する松山治選手(中央)と指導する同校陸上競技部の部員ら=神戸市北区西大池2

 18日に迫った「第8回神戸マラソン」(神戸新聞社など共催)に、前回大会で男子7位に入り、県内選手で最速タイム(2時間23分7秒)を記録した公務員ランナーの松山治選手(32)=ユニバーSC、神戸市立大池中教諭=が出場する。今年春に神戸市教育委員会に正式採用され、同校陸上競技部の顧問を務める。「走る姿を部員らに見てもらうことで、地道に練習を積み重ねる大切さを伝えたい」と意気込んでいる。(井上 駿)

 同市北区出身で震災復興とともに育った世代。大原中(同区)から神港学園高に進み、中学校の体育科教諭を目指して大学に進学。卒業後は市内の中学校や特別支援学校で教壇に立ちながら、クラブチームに所属して競技を続けてきた。

 元々の専門は中距離の1500メートル走で、中・高は県大会出場がやっとだった。大学卒業後、「県の大会で一番を取る」と目標を据え、2012年には兵庫選手権の1500メートル走と、同区代表で出場した郡市区対抗駅伝をともに制した。

 その後は、けがが重なりスランプに陥る。「何度も競技をやめようと思った」と松山選手。だが、「アスリートの目線で部活動指導ができれば、生徒も伸びる」と信じて走り続け、マラソンにも取り組み始めた。

 神戸マラソン初出場となった前回大会。かつての勤務校の教え子や保護者らが沿道で声援を送った。「集団から離されそうだったけど、教え子の前では良い姿を見せたかった」と外国人選手らが固まるトップ集団に食らいつき、終盤、公務員ランナーとして活躍する川内優輝選手の弟・鮮輝(よしき)選手に競り勝ち、自己ベストを15分近く縮めた。再び、競技の一線に返り咲いた。

 顧問としては部員の食事や生活面まできめ細かく指導し、大会前日の17日には豊岡市で開催される県中学駅伝に引率する。「県中学駅伝ではチームを近畿に。神戸マラソンでは2年連続の8位以内を目指す」と松山選手。教え子や保護者、競技仲間ら…。選手としての輝きを取り戻した大会で多くの声援を弾みに、トップ集団に食らいつくつもりだ。

2018/11/16

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