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神戸市会政活費不透明支出

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領収書の住所地に存在しない業者に委託された調査の例
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領収書の住所地に存在しない業者に委託された調査の例
政務活動費の“不自然”な領収書をめぐり、急きょ開かれた神戸市議会の代表者会議=神戸市役所
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政務活動費の“不自然”な領収書をめぐり、急きょ開かれた神戸市議会の代表者会議=神戸市役所

 神戸市議会の会派「自民党神戸」が業者に委託した調査で政務活動費(政活費)の不透明な支出が見つかった問題で、委託の窓口だった市議(現在は別会派)は1日、報道陣の取材に「詳細な調査報告書がある」などと正当な公費支出であると強調した。だが、政活費の収支報告書に添付された調査項目や結果概要からはその妥当性が判断できず、議会内からも事実関係解明を求める声が上がった。(紺野大樹、小川 晶)

 2010~14年度の政活費収支報告書によると、自民党神戸はさまざまな調査の委託費などとして、大阪市内の業者に計約1120万円を支出していた。だが、この業者は法人登記上、「寿司店経営」が設立目的で、報告書に添付された領収書に記載された住所にも存在していなかった。

 収支報告書に添付された資料を見ると、委託した調査項目は「神戸市予算案に関する件」「都市部再開発及び交通網整備等に関する市民意識調査」-など11件。窓口を務めた市議は委託内容を「主に電話アンケート」と説明しており、支出額は43万2千円~210万円だった。

 また、調査結果の概要は短文の箇条書きだけで、あえて調査する必要性に疑問符がつきそうな一般論や、調査結果ではなく「感想」のような記述も含まれていた。設問や調査対象人数、回答例などは記されていなかった。

 神戸市議会では委託調査の詳細な報告書などの提出は義務付けられていない。窓口だった市議はこの日、報道陣の取材に「議会の方で(成果物の公開が)決まれば、公開はしなければならない」と述べるにとどめ、調査結果などは明らかにしなかった。

 一方、この市議と一緒に取材に応じた同会派の団長だった別の市議は、一連の委託調査について「すべて任せていたので、内容は把握していない」と説明した。

窓口の市議一問一答「実績より信頼関係で任せた」

神戸市会 会派代表らが緊急会合

2015/7/1

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