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神戸市会政活費不透明支出

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 神戸市議会の会派「自民党神戸」の政務活動費(政活費)で、大野一市議(62)=現在は無所属=が窓口となって業者に委託した調査に不透明な支出が見つかった問題で、同会派の調査に対し、2010~14年度に市政についてのアンケート11件など計約1120万円分の委託を受けたとされる業者側が「1件を除いて金額欄が白紙の領収書を大野市議に渡した」と説明したことが29日、分かった。(小川 晶、紺野大樹)

 同日開かれた市議会各会派による代表者会議で、自民党神戸の団長を務め、関係者への聞き取りを担当した浜崎為司市議=現在は別会派=が報告した。業者側は調査の実施や報酬の受け取りを否定し、大野市議側も架空の委託と認めたという。

 この業者は、政活費の収支報告書に添付された領収書の住所に存在しないことが神戸新聞社の取材で判明。浜崎市議は27日、業者の弁護士と面会し、領収書発行の経緯について「1件だけ大野市議から提示された金額を記入したが、それ以外の領収書は全て金額欄を白紙で渡した」との説明を受けた、とした。

 大野市議が業者から受け取ったとして公表したアンケート結果についても弁護士は「問題発覚後、大野市議から『報告書は当方で作成した』と(業者に)連絡があった」と述べたとされる。

 自民党神戸の調査委託をめぐっては、2011~12年度に支出した4件273万円分でも、委託先とされた別の業者などが調査の実施や報酬の受け取りを否定している。浜崎市議によると、大野市議の弁護士は「関係者の言い分で異なっている点があり、さらに調査をする」とする一方、同様に公表された結果の報告書は、大野市議が作ったと説明したという。

 この日の代表者会議では、浜崎市議の報告内容を確認するため、8月10日の次回会議に大野市議側の弁護士の出席か、コメントの提出を同会派に求める方針を決めた。

2015/7/29

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