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神戸市会政活費不透明支出

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3日間にわたる「自民党神戸」関係者への事情聴取が終わった神戸市議会の検討会=18日午後、神戸市役所
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3日間にわたる「自民党神戸」関係者への事情聴取が終わった神戸市議会の検討会=18日午後、神戸市役所

 神戸市議会の会派「自民党神戸」が、政務活動費(政活費)から捻出した裏金を会派の市議らに配っていたとされる問題で、真相究明などに向けた市議会の検討会が18日開かれ、3日間に及んだ市議ら計13人の事情聴取が終了した。裏金の収支が記された“裏帳簿”などに基づき、質問は具体的な金銭の授受や疑惑への認識に集中したが、最後まで証言の食い違いが続いた。

 14、15日に続いて行われたこの日の聴取には、かつて同会派に所属した市議ら7人が出席。長瀬猛市議=現在は別会派=に対して委員は、裏帳簿に昨年6月30日付で「自民党員50名分(長瀬議員)」と記載され、16万4千円の支出が記されていることをただした。

 長瀬市議は「50人という自民党員獲得のノルマが厳しく、四十数人は承諾だけもらい、(会派幹事長だった)岡島亮介市議に相談して党費16万4千円を立て替えてもらった」などと説明。政活費が原資だった認識はなかったとする一方、党費を集金して全額を返還する意向を示した。

 また、今年1月に当時の会派所属市議12人に50万円ずつ配られたという裏帳簿の記載について、この日出席した対象者5人のうち、3人が受領を認め、2人が否定。4月の市議選期間中に会派幹部が広告掲載費名目で現金14~15万円を手渡したとされる疑惑についても、同じ5人のうち3人が受け取ったとし、2人は「知らない」と答えるなど、認識の違いばかりが目立った。

 一連の問題をめぐって市議会として刑事告発することを決めたため、議会としての真相究明はこれで一区切りとなる。次回の検討会は10月8日に開かれ、政活費収支報告書の関連資料のネット公開など再発防止策の協議に移る予定。

(小川 晶、紺野大樹)

検討会3日目の関係者一問一答

  ■「支出に一切かかわっていない」松本周二市議一問一答

  ■「大野議員もごもごしていた」竹重栄二市議一問一答

  ■神戸市会政活費問題 「陣中見舞い」と聞いた 山口由美市議一問一答

  ■「党費の立て替え分返金する」 長瀬猛市議一問一答

  ■「変な金かどうか詮索しなかった」 五島大亮市議一問一答

  ■白國高太郎市議、北山順一市議一問一答

【特集】神戸市会政活費不透明支出

2015/9/18

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