連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

神戸市会政活費不透明支出

  • 印刷
告発の経緯などを報道陣に説明する守屋隆司・神戸市議会議長=25日午後、神戸市中央区下山手通5、県警本部前
拡大
告発の経緯などを報道陣に説明する守屋隆司・神戸市議会議長=25日午後、神戸市中央区下山手通5、県警本部前

 神戸市議会の会派「自民党神戸」が政務活動費(政活費)を不正流用したとされる問題で、同市議会の守屋隆司議長は25日、被疑者不詳のまま、虚偽公文書作成・同行使容疑の告発状を兵庫県警に提出、約1時間半にわたって内容を説明した。市議会が真相究明と再発防止を目的に設置した検討会は今後も続く見通し。県警は最終的な結論が出るのを待った上で本格捜査に乗り出すかどうかを検討する。(小林伸哉、小川 晶)

 守屋議長は正午前に県警本部に入り、不正流用の金銭を管理したとされる“裏口座”の通帳や“裏帳簿”のコピーをもとに現金の流れを説明した。県警側からは領収書などの追加提出を求められ「速やかに提出する」と応じたという。

 告発をしたのは市議会の検討会メンバー15人。告発状では、自民党神戸の市議が2009~14年度、市から支給された政活費約3183万円を政務活動以外に流用しながら、適正に使ったと装う虚偽の収支報告書を作成し、議長に提出した疑いがあるとしている。

 現時点では告発内容を虚偽公文書作成・同行使にとどめたが、「流用の方法によっては業務上横領罪や詐欺罪に該当すると考えられる」とも指摘した。

 守屋議長は提出後、報道陣の取材に「県警による真相解明で、問題があった人に責任を取ってもらいたい。議会として再発防止に努める」と話した。

 一方、市民オンブズマン兵庫も25日、虚偽公文書作成・同行使や詐欺などの疑いで、今年4月の市議選前に自民党神戸に所属した大野一元市議=8月に病死=を除く11人全員について県警に告発状を提出した。一連の問題で、同オンブズによる告発は4回目。

【自民党神戸による政務活動費の不正流用問題】実際には行っていない調査委託や印刷の経費を政務活動費から支出し、裏金を捻出したとされる。裏金の収支を記録した“裏帳簿”も見つかり、市議選前の「陣中見舞い」やベトナム行きの小遣い、ゴルフや高価な食事などに使われたことを示す記述があった。神戸市議会は検討会を設けて当時の会派関係者13人から事情を聴いたが、証言内容は大きく食い違い、真相解明には至っていない。

2015/9/26

天気(8月5日)

  • 34℃
  • 26℃
  • 20%

  • 35℃
  • 22℃
  • 20%

  • 36℃
  • 25℃
  • 20%

  • 38℃
  • 25℃
  • 20%

お知らせ