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神戸市会政活費不透明支出

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 岡島亮介市議 2013、14年度幹事長(現在は団長)

 -会派での政活費の取り扱いは。

 「1人分の月額38万円のうち、6万円は会派費ということで会派の運営のリース代とか新聞代とか、そういう諸経費に使う。残りの32万円については、個人が政務活動をするためにあてがう。これが会派の共通認識だった」

 -政活費の支出について、幹事長として何を確認していたか。

 「政務調査員に任せていた。ただ、相談があったときは、逐一それに対応していた」

 「政務調査員はかなり年季も入ったベテラン。いわばツーカーの関係であり、金銭関係も何も、私らが関与せずともやってくれていた」

 -政務調査員を日常的に管理・監督していたのは。

 「実質的な管理者といえば、大野一議員=8月に病死=。政務調査員は、大野元議員と金銭的な支払いについて相談をしていたと思う」

 -大野元議員は、幹部でない時期でも、管理・監督などの役目を担っていたのか。

 「政務調査員と大野元議員は古くからの知り合いで、よく気が合った。政務調査員は、私が言うことよりも、大野元議員の言うことをよく聞いた。私が無視された格好のことも何回かあり、大野元議員の言うことを重要視していたと思う」

 -裏帳簿には、今年1月5日付で、会派の議員全員に計600万円が配られたと記されている。

 「疑惑のある帳簿には、600万の支出があった。確か、議員総会の場で受け取った。私は50万円。政務調査員が、紙袋に入れて、それを浜崎為司議員に渡して、隣から隣へと(各議員に)渡っていった記憶がある」

 -3月に配られた陣中見舞いの金額や配布先は誰が決めたのか。

 「全て大野元議員の裁量で決められたと理解している」

 -山口由美議員が浜崎議員に返した150万円はどうしたか。

 「浜崎議員から『預かっとったれや』というような感じで渡され、100万円は私どもの会計の通帳に入れて保管をしていた。50万円は、私の家の金庫に入れておいた」

 「大野元議員の代理人弁護士から『大野君が資金集めした金やから、大野君に返してあげてくれ』と言われ、合わせて返却した」

 -裏帳簿の存在を知っていたか。

 「浜崎議員と一緒に、大野一元議員の代理人弁護士と会った7月ごろ、初めてその帳簿を見せられた」

 「20日ぐらい前にコピーを手に入れたが、誰から入手したかは言えない。原本の所在は分からない」

 -裏帳簿に議員の名前は。

 「3~4人か、4~5人あった」

 -会派の通帳はいくつあったのか。

 「全部で5冊。政務活動費が振り込まれる通帳が1冊目。2冊目が、その中から会派費の6万円ずつを入金し、諸経費を払う通帳。給料から入ってくる団費を積み立てるのが3冊目。4冊目が、自民党の政令市の会合があるときの出費を管理する通帳。そして5冊目が、裏の通帳。5冊とも私が保管している」

 -通帳が手元に来た経緯は。

 「(4月下旬に大半の議員とともに会派を抜けた政務調査員から)5月下旬までに返してもらった。5冊いっぺんにというわけではなくって、順次、必要な通帳から返ってきた。疑惑の通帳が最後で、かなり催促をして返ってきた」

 -裏の通帳の存在を認識していたから催促したのでは。

 「大野元議員が、議員総会のときに、具体的ではないが、ちらちらと言っていたので。大野元議員が触れるたびに、『え、そんな通帳あんの』ということが、2、3回、あった。それで勘ぐって『裏の通帳かな』と思っていた」

 -裏の通帳の名義は。

 「別の議員名義。大野元議員から『個人名を貸してくれ』ということで貸したけれど、中身は自民党神戸のお金の出入りをしている通帳になっていたようだ」

 -政務活動費が、偽の領収書を添付するなどして、裏の通帳に回ったという認識はあるか。

 「疑惑の帳簿を見る限り、そういう形跡がある。会派ぐるみだと言われても、やむを得ないんではないかと思う」

【特集】神戸市会政活費不透明支出

2015/9/14

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