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元兵庫県議・野々村被告裁判

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野々村竜太郎被告
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野々村竜太郎被告

 政務活動費(政活費)の不自然な支出をめぐる事件で、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた元兵庫県議、野々村竜太郎被告(49)の初公判が24日午後、神戸地裁(佐茂剛裁判長)で開かれる。国内外で注目を集めた2014年7月の“号泣会見”以降、同被告は公に姿を見せておらず、地裁には傍聴券を求める列ができた。

 起訴状などによると、11~13年度の政活費の収支報告書に計344回の架空の日帰り出張費を計上した上、改ざんした領収書を添付するなどして県議会議長に提出、約913万円をだまし取ったとされる。

 公判での主張について弁護人は「法廷で明らかにする」としている。

 地裁には、午後1時40分から配布される傍聴整理券を求めて希望者が並んだ。報道各社の記者や、テレビ中継車などの車両も集まり、注目度の高さをうかがわせた。

 野々村被告は川西市職員を経て、11年4月の県議選で初当選した。(有島弘記)

2015/11/24
 

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