連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

元兵庫県議・野々村被告裁判

  • 印刷
車両の後部座席で顔を伏せて神戸地裁に入る野々村竜太郎被告(手前左)=6日午後1時48分、神戸市中央区、神戸地裁前
拡大
車両の後部座席で顔を伏せて神戸地裁に入る野々村竜太郎被告(手前左)=6日午後1時48分、神戸市中央区、神戸地裁前

 政務活動費(政活費)の不自然な支出をめぐる事件で、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた元兵庫県議、野々村竜太郎被告(49)が6日午後1時50分ごろ、判決公判が開かれる神戸地裁に車で入った。検察側は懲役3年を求刑。判決は午後2時半から言い渡される。

 同被告は一貫して起訴内容を否認している。初公判の欠席に伴う今年1月のやり直し初公判では「虚偽の収支報告書を提出し、返還を免れようとしたことはございません」と主張。収支報告書の記載について聞かれた被告人質問では「記憶にございません」などと繰り返した。

 弁護側は「記憶がないための消極的な否認」と強調。検察側は「あえて『記憶がない』と弁解している。反省の態度は全く見て取れない」としている。

 起訴状によると、野々村被告は架空の日帰り出張費などを計上し、政活費約913万円をだまし取ったとされる。

2016/7/6
 

天気(9月6日)

  • 33℃
  • 25℃
  • 10%

  • 34℃
  • 22℃
  • 10%

  • 35℃
  • 25℃
  • 10%

  • 36℃
  • 23℃
  • 10%

お知らせ