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元兵庫県議・野々村被告裁判

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 兵庫県議会の政務活動費(政活費)の不自然な支出をめぐる事件で、詐欺罪などに問われながら、11月の初公判を欠席した元県議の野々村竜太郎被告(49)について、神戸地裁は15日、初公判の期日を来年1月26日に再指定した。

 初公判は11月24日に指定されていたが、同被告が姿を見せなかったため延期された。弁護側によると、同日朝に自宅を出る際「マスコミ関係者と出くわし、パニック状態になった」と欠席についてのメールが届いたという。刑事裁判で被告が欠席する異例の展開だった。起訴状によると、2011~13年度の政活費の収支報告書に架空の出張費計344回分を計上。改ざんした領収証を添付するなどして県議会議長に提出し、約913万円を詐取したとされる。

 野々村被告は問題発覚後の昨年7月に会見を開き、号泣しながら釈明。兵庫県警が今年1月に書類送検し、神戸地検が同年8月に在宅起訴していた。

2016/12/16
 

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