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元兵庫県議・野々村被告裁判

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 政務活動費(政活費)をだまし取ったとして、野々村竜太郎元兵庫県議が19日、県警に詐欺などの疑いで書類送検された。県議会では昨年6月に野々村氏の不自然な政活費支出が発覚して以降、他の議員でも問題が次々に露呈。再発防止に向けて条例改正などに踏み切ったが、県民からは厳しい視線が注がれたままだ。

 県議会の政活費は条例に基づき、議員報酬とは別に議員1人当たり月額50万円が支給されていた。一連の問題発覚を機に県議会はあり方を検討し、昨年10月1日に改正条例を施行。月額45万円に削減し、前渡し方式から月ごとに精算する後払い方式に見直した。それでも、海外視察の実施基準があいまいなままなど課題が残る。

 一方、野々村氏の書類送検を受け、県議会の梶谷忠修議長は「厳正な捜査の結果と重く受け止める。議員一人一人が適正に執行し、信頼回復に努める」とコメントした。(岡西篤志)

2015/1/20
 

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