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元兵庫県議・野々村被告裁判

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兵庫県議会ホームページ閲覧数の推移
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兵庫県議会ホームページ閲覧数の推移

 全国の注目を浴びた兵庫県議会の政務活動費(政活費)の不適切支出問題を受け、県議会ホームページ(HP)の閲覧件数が急増している。問題が発覚した2014年度、トップページへのアクセスは前年度比1・7倍の24万4074件に上り、関心の高さが裏付けられた格好だ。

 県議会事務局によると、政活費によるカラ出張が発覚した野々村竜太郎元県議の「号泣会見」があった昨年7月は、前月から約7万7千件増の9万550件に跳ね上がった。

 支給の見直しや全議員を対象にした内部調査の結果が明らかになった9、10月も月に2万件弱の閲覧があり、14年度全体では、13年度から約10万件のアップとなった。

 項目別にみると、議員紹介のページにアクセスが殺到。トップページを経由しない閲覧も含めると、13年度比で3・2倍の84万2761件に急増。議員別の件数は出ないが、野々村氏を含む35人に次々と不適切支出が判明したことが影響したとみられる。

 県議会は4月の選挙を経て、6月から新たな構成での議会が始まる。同事務局の担当者は「議会審議などの閲覧も増えており、議会活動のさまざまな情報発信で利用を高めていきたい」としている。(永田憲亮)

2015/5/2
 

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