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元兵庫県議・野々村被告裁判

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野々村竜太郎被告
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野々村竜太郎被告

 政務活動費(政活費)の不自然な支出をめぐる事件で、詐欺などの罪に問われ、神戸地裁から懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受けた元兵庫県議、野々村竜太郎被告(49)が20日午後5時現在、同地裁に控訴状を提出していない。同被告は判決後に更新した自身のブログで兵庫県民向けに謝意を表しており、控訴を見送る可能性が高い。検察側は控訴しない方針。

 同地裁によると、控訴期限は21日午前0時になるまで。期限までに控訴状が持参や郵送で届いていなければ、判決が確定する。閉庁後の夜間の到着分は翌日朝に職員が確認する。

 6日の判決は、収支報告書に記載した計344回の日帰り出張について「事実はなかった」とするなど、起訴額と同じ政活費約913万円の詐取を認定。執行猶予を付けた理由として議員辞職や、受け取った政活費の全額返還などを挙げた。

 野々村被告は公判で起訴内容を否認する一方、判決後に更新したブログでは兵庫県民に向けて「深く反省し、二度とこのような事件を起こさないよう、誓約致します」と謝罪。公判についてマスコミ対応を拒んでおり、判決への対応が注目されていた。

2016/7/20
 

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