連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

元兵庫県議・野々村被告裁判

  • 印刷

 政務活動費の不自然な支出をめぐる事件で、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われている元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)に対する公判が22日午後1時10分から、神戸地裁(佐茂剛裁判長)で始まった。先月26日の初公判に続いて被告人質問があり、検察側の質問が始まった。主なやりとりは次の通り。

 -2日目以降の取り調べで、あなたは録音機材を持って行きませんでしたね。

 「記憶にございません」

 -翌日以降は持ってこないように注意されたのではないですか。

 「記憶にございません」

 -2日目以降も任意の取り調べに応じましたか。

 「応じました」

 -取り調べはいつ終わりましたか。

 「平成26年11月14日、金曜日だったと思います」

 -その翌日に反省文をあなたが書きましたか。

 「反省文は私自身が記載して、神戸地方検察庁の検察官あてに特定記録郵便で送った記憶があります」

 -反省文はどこで書いたのですか。

 「記憶にございません」

 -そのときには検察官の取り調べは終わっていましたか。

 「終わっていました」

 -検察庁または篠山署で書いたものではないですか。

 「はっきり覚えていませんが、違うように思います」

 -反省文はあなたが自分で考えて記載したのですか。

 「差し控えます」

 -どなたかと相談したのですか。

 「差し控えます」

 -反省文を書くにあたって、誰かに「反省文はうそ偽りである」と相談しましたか。

 「今の精神状態では質問の趣旨が理解困難ですので、お答えできません」

 -落ち着いてものを考えられるようになったのが、平成27年7月下旬ごろとありましたが、その後、自分の罪を誰かに相談したことはありますか。

 「まったくございません」

2016/2/22
 

天気(9月6日)

  • 33℃
  • 25℃
  • 10%

  • 34℃
  • 22℃
  • 10%

  • 35℃
  • 25℃
  • 10%

  • 36℃
  • 23℃
  • 10%

お知らせ