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元兵庫県議・野々村被告裁判

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野々村竜太郎被告
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野々村竜太郎被告

 政務活動費をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われた元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)を強制出廷させるため、身柄を拘束できる勾引状を発付した神戸地裁。昨年11月の初公判の欠席を受けた措置とみられ、1回の欠席で踏み切ったのは異例の判断だった。

 同被告は初公判が予定されていた昨年11月24日の未明、自身のブログを更新し、報道関係者に取材自粛などを依頼。同日朝、自宅を出る際に報道関係者と接触してパニックになったとして欠席した。

 同地裁は、公人として活動してきた同被告が取材を理由に欠席したことを悪質と判断し、勾引状の発付を決めたとみられる。

 神戸地裁によると、勾引状の発付対象には刑事、民事両裁判の証人も含み、2014年に同地裁管内で発付された件数は約9400件の裁判のうち4件(0・04%)だった。

 同被告は25日午前、身柄を確保されて同地裁にいったん入った。刑事訴訟法に基づき、その後刑事施設に留置されていたとみられるが、留置先について同地裁は「警備のため回答しない」とした。

2016/1/26
 

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