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選挙への理解を深めようと、実際の投票箱を使って生徒会役員選に臨む高校生=2017年5月19日、三田西陵高校
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選挙への理解を深めようと、実際の投票箱を使って生徒会役員選に臨む高校生=2017年5月19日、三田西陵高校

選挙への理解を深めようと、実際の投票箱を使って生徒会役員選に臨む高校生=2017年5月19日、三田西陵高校

選挙への理解を深めようと、実際の投票箱を使って生徒会役員選に臨む高校生=2017年5月19日、三田西陵高校

■主権者教育、なお手探り

 「政治は遠い存在。興味がない」「投票しないで『何も変わらない』と嘆くのは無責任だ」。2017年10月の衆院選前に、10代の有権者から聞いた率直な思いだ。

 選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公選法が施行されたのは16年6月。全国で240万人、兵庫県では11万人が有権者に加わり、翌月に初の国政選挙となる参院選を迎えた。

 「給付型奨学金を創設」「ブラック企業を根絶する」。与野党はこぞって若者向けの訴えを展開し、会員制交流サイト(SNS)を使った情報発信にも熱を入れた。

 かつての学園紛争の影響で禁じられていた高校生の政治活動も、放課後や休日に限って認められた。政治的中立性が求められる教育現場は、手探りで主権者教育を進めた。

 参院選の結果、兵庫県内の10代投票率は44・74%(全国46・78%)。翌17年の衆院選は32・08%(同40・49%)と大幅に低下した。県知事選も県全体のデータはないが、神戸市内では25・52%にとどまった。

 低迷の背景について政治学の専門家は「一過性の啓発活動では効果がない」と継続の必要性を指摘しつつ、政治家にもこう求めた。

 「1票の積み重ねで政治は動く。それを実感させてあげることが何よりの主権者教育だ」(田中陽一)

【6月の主な出来事】

19日 18歳選挙権を実現する改正公選法施行(2016年)

20日 博多港で福岡の一家4人の他殺体発見(03年)

    スパコン「京(けい)」が計算速度で世界1位(11年)

21日 カンボジアで反政府ゲリラ指導者、ポル・ポト元首相の身柄拘束(1997年)

22日 金融監督庁(現金融庁)発足(98年)

23日 沖縄戦犠牲者をしのぶ「平和の礎」除幕式(95年)

24日 美空ひばりさん死去(89年)

25日 消費税5%への引き上げ決定(96年)

    神戸の水産物卸売会社などによるウナギの産地偽装が発覚(08年)

2018/6/19
 

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