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兵庫県内初の裁判員裁判を終え、記者会見する裁判員ら=2009年9月9日、神戸地裁(代表撮影。顔の一部をぼかしています)
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兵庫県内初の裁判員裁判を終え、記者会見する裁判員ら=2009年9月9日、神戸地裁(代表撮影。顔の一部をぼかしています)

兵庫県内初の裁判員裁判を終え、記者会見する裁判員ら=2009年9月9日、神戸地裁(代表撮影。顔の一部をぼかしています)

兵庫県内初の裁判員裁判を終え、記者会見する裁判員ら=2009年9月9日、神戸地裁(代表撮影。顔の一部をぼかしています)

■市民目線、法廷様変わり 

 神戸地裁101号法廷はいつもと違った緊張感に包まれていた。法服を着た裁判官3人の両側に、スーツやジーパン姿の男性2人と女性4人が座る。午後1時20分ごろ。兵庫初の“市民法廷”が始まった。

 裁判員裁判は2009年5月にスタートした。重大犯罪が対象で、兵庫第1号は明石市内で起きた殺人未遂事件。全国4件目、西日本では初めてで、70席分の一般傍聴券を求めて637人が列をつくった。

 法廷では裁判員を意識し、分かりやすさを重視した審理が展開された。検察官は現場の平面図や被害者の負傷部位の写真を廷内のモニターに映すなど視覚的にアピール。「挫創(ざそう)」を「つぶれて裂けた傷」と平易な表現に言い換えた。

 人を裁くという重責を担いながら、6人の裁判員は落ち着いた様子。質問では自身の経験に照らし、時に厳しく、時に優しく諭すように被告らに語り掛けた。

 3日間の審理を経て、出されたのは裁判員裁判で初の執行猶予判決。被告の更生には家族の支えだけでは不安があるとして、保護観察を付けた。再犯防止を願う市民の思いが生かされた結論だった。

 記者会見で裁判員たちは「いい経験だった」と安堵(あんど)の表情を見せた。一方で、窮屈な日程に苦言を呈すなど制度の課題も浮き彫りにした。(三島大一郎)

【9月の主な出来事】

 4日 関西国際空港が開港(1994年)

 5日 マザー・テレサさん死去(97年)

 6日 映画監督の黒澤明氏死去(98年)

    秋篠宮妃紀子さまが男の子出産(2006年)

 7日 神戸地裁で兵庫県内初の裁判員裁判(09年)

    2020年の五輪開催地が東京に決定(13年)

 8日 尼崎JR脱線事故で兵庫県警がJR西社長ら10人を書類送検(08年)

 9日 陸上男子100メートルで桐生祥秀選手が9秒台(17年)

10日 厚労省文書偽造事件で村木厚子元局長に無罪判決(10年)

2018/9/4
 

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