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兵庫県警の捜索を受ける指定暴力団山口組の総本部=2015年8月、神戸市灘区篠原本町4
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兵庫県警の捜索を受ける指定暴力団山口組の総本部=2015年8月、神戸市灘区篠原本町4

兵庫県警の捜索を受ける指定暴力団山口組の総本部=2015年8月、神戸市灘区篠原本町4

兵庫県警の捜索を受ける指定暴力団山口組の総本部=2015年8月、神戸市灘区篠原本町4

■三つどもえ、衝突100件超 

 全国最大の指定暴力団「山口組」の結成100年は分裂劇の幕開けだった。2015年8月、発祥の地・神戸を中心とする勢力が離脱して「神戸山口組」が発足。昨春には第三極の「任侠(にんきょう)山口組」が誕生し、三つどもえの衝突事件は既に100件を超えている。

 予兆はあった。名古屋の勢力を中心とする6代目執行部は05年の代替わり以降、内部に対する行動統制や集金システムを強化。上納金は月100万円に増額し、水や歯ブラシなどの雑貨購入も義務付けた。徹底した締めつけに組員らの不満が爆発した格好だ。

 捜査員らは「終焉(しゅうえん)の始まり」と口をそろえた。暴力団は相次ぐ規制強化で資金源が細り、組員減少に歯止めがかからない。「ヤクザは親が絶対」という掟(おきて)を崩した神戸山口組も子分衆が離脱し、任侠山口組と親子抗争を繰り広げる。

 組事務所にダンプカーを突入させる。車を壊し合う…。昨秋には神戸市長田区で神戸山口組系組員が任侠山口組系組員を白昼に射殺し、市民の命を危険にさらす凶暴性を見せつけた。

 組員は暴力団排除条例で銀行口座も携帯電話も持てなくなった。だが、組員と認定されない不良グループも台頭。覚醒剤や賭博に引かれる欲望や、暴力で手っ取り早く解決しようとする需要がある限り、反社会的勢力の壊滅は容易でない。

【8月の主な出来事】

21日 引き分け再試合の甲子園決勝で早実が駒大苫小牧を破り優勝(2006年)

22日 甲子園決勝で横浜高の松坂大輔投手がノーヒットノーラン(1998年)

23日 タレントの島田紳助氏が暴力団との関係を理由に芸能界引退(11年)

24日 「ウィンドウズ95」が世界で発売(95年)

25日 神戸の川崎造船でクレーン倒壊、3人死亡(07年)

26日 東京港を横断するレインボーブリッジ開通(93年)

27日 年金不正受給の疑いで東京の女逮捕、高齢者所在不明問題の発端に(10年)

    指定暴力団山口組が分裂(15年)

2018/8/21
 

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