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公式戦通算千勝を達成した谷川浩司九段(右)。左は羽生善治王位(当時)=2002年7月13日、北海道旭川市
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公式戦通算千勝を達成した谷川浩司九段(右)。左は羽生善治王位(当時)=2002年7月13日、北海道旭川市

公式戦通算千勝を達成した谷川浩司九段(右)。左は羽生善治王位(当時)=2002年7月13日、北海道旭川市

公式戦通算千勝を達成した谷川浩司九段(右)。左は羽生善治王位(当時)=2002年7月13日、北海道旭川市

■「光速の寄せ」ファン魅了

 地元・神戸で小学生のころから注目され、1976年に中学生でプロ棋士になった将棋の谷川浩司九段(神戸市東灘区)。プロ入り後も快進撃を続け、大一番では対局前から多数の報道陣が張り付いた。83年、弱冠21歳で史上最年少の名人になると、盛り上がりは社会現象となった。

 鋭く踏み込む「前進流」の棋風、最短で相手を投了に追い込む「光速の寄せ」…。その将棋は強いだけでなく華があり、凛(りん)とした立ち居振る舞いと相まってファンを魅了した。

 現在までの獲得タイトル数27期は歴代4位。中でも95年、阪神・淡路大震災を挟んで指された王将戦7番勝負の死闘は今も語り草になっている。自らも被災しながら羽生善治六冠(当時)の挑戦を退け、タイトルを防衛。羽生六冠の全七冠独占を阻止し、被災者に大きな勇気を与えた。「神戸を代表して戦っている意識があった」と後に振り返っている。

 そして2002年、第43期王位戦7番勝負第1局で羽生王位(同)を破り、通算千勝を達成した。40歳3カ月、プロ入り後25年6カ月は当時の最年少、最速記録。この勝利で波に乗り、10年ぶりの王位奪還を成し遂げた。

 56歳の現在も第一線で活躍。「もうひと花」と期待を寄せるファンは多い。(溝田幸弘)

【7月の主な出来事】

10日 ミャンマー軍事政権がスー・チーさんの自宅軟禁解除(1995年)

11日 米とベトナムが20年ぶりに国交正常化(95年)

    アイフォーンの国内販売始まる(2008年)

12日 北海道南西沖地震(93年)

    百貨店のそごうグループ倒産(00年)

13日 将棋の谷川浩司九段が史上最年少で千勝(02年)

14日 堺市の小学校でO157による集団食中毒。9千人超が感染(96年)

15日 燃料価格高騰で全国の漁船が一斉休漁(08年)

16日 新潟県中越沖地震(07年)

    北海道・大雪山系でツアー客ら遭難、10人死亡(09年)

2018/7/10
 

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