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ふるさと創生基金で購入され、展示されていた金塊=2005年3月、兵庫県津名町(現淡路市) 神戸新聞NEXT
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ふるさと創生基金で購入され、展示されていた金塊=2005年3月、兵庫県津名町(現淡路市)

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 〈海か陸か空か、輸送ルートも極秘というスパイ映画並みの厳戒態勢の中、一億円の金塊が空からやってきた〉

 1989年3月6日、兵庫県の旧津名町(現淡路市)に1億円分の金塊が届いた際の様子を紹介する神戸新聞夕刊の記事だ。ジュラルミンケースに入れられ、ヘリコプター3機で運ばれてきた、とも伝える。

 財源は、竹下登内閣が全国の市町村に一律交付した「ふるさと創生事業」の1億円。地域主体の振興策を後押しするため、使い道はそれぞれに任せられた。

 日本一長い滑り台に公営キャバレー、文化施設の建設…。各自治体が活用策に知恵を絞る中、津名町が選んだのが金塊だった。1億円を担保に業者から借り受け、観光施設で展示。ユニークなアイデアが評判を呼び、高い集客力を誇った。

 紆余(うよ)曲折もあった。2001、02年と相次ぎ窃盗未遂被害に遭い、財政難や周辺自治体との合併の折には「返却して換金を」との声も。役割を果たしたとして10年に現金化され、以降は市の基金に積まれていたが、改元を前にした19年度予算案でようやく次の使途が複数に分けて示された。

 その目玉の一つが、公営バスを金色にラッピングして運行する試み。人口減少が進む中、地方創生はさらに重みを増す。さて、前途やいかに。(田中陽一)

2019/3/8
 

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