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日本一を決めファンの声援に応えるオリックスの選手ら=1996年10月24日、神戸市須磨区、グリーンスタジアム神戸
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日本一を決めファンの声援に応えるオリックスの選手ら=1996年10月24日、神戸市須磨区、グリーンスタジアム神戸

日本一を決めファンの声援に応えるオリックスの選手ら=1996年10月24日、神戸市須磨区、グリーンスタジアム神戸

日本一を決めファンの声援に応えるオリックスの選手ら=1996年10月24日、神戸市須磨区、グリーンスタジアム神戸

■震災のまち、歓喜に沸く 

 まさに、球団とファンが一体になっていた。プロ野球の日本シリーズでオリックスが4勝1敗で巨人を下し、日本一に輝いた。歓喜の瞬間を迎えた夜。超満員のスタンドで、街角で、拍手と万歳が沸き起こった。

 仰木彬監督が宙に舞うと、総立ちのスタンドは最高潮になった。「おめでとう、ありがとう」の横断幕が並び、メガホンをたたく音は鳴りやまなかった。

 震災に沈むまちを励まそうと快進撃を続けたナインに、皆が口々に「ありがとう」と感謝した。歓喜の瞬間を見守った仮設住宅暮らしの男性は「ナインに勇気づけられた」と喜び、隣のファンに抱きついた。

 阪神・淡路大震災が発生した1995年。オリックスは快進撃を続けた。イチロー選手や田口壮選手らが躍動するたび、ユニホームの右そでに付けた「がんばろうKOBE」の文字が映え、被災者を元気づけた。

 同年のリーグ優勝に続いて翌年も快調に白星を重ね、ついに悲願にたどりついた。さら地が点々と残る神戸のまちで行われた優勝パレードには、18万人ものファンが集まった。

 震災10年を前にした2004年、球団は近鉄との合併を選択し、本拠地は大阪へ移った。「がんばろう」を合言葉に選手、市民が一丸となったあの時から22年。今もリーグ優勝から遠のいたままだ。(陳 友昱)

【10月の主な出来事】

23日 秋篠宮妃紀子さまが長女出産(1991年)

    新潟県中越地震(2004年)

24日 プロ野球オリックスが初の日本一(96年)

25日 明石市の大蔵市場で30軒全焼の火災(17年)

26日 埼玉県桶川市でストーカー殺人事件(99年)

    イラクで拉致された香田証生さんの映像流れる。その後遺体確認(04年)

27日 ヴィッセル神戸がJリーグ昇格を決める(96年)

28日 サッカー日本代表がW杯予選ロスタイムに失点、初出場を逃す(93年)

29日 日航が企業再生支援機構に支援要請。事実上、政府管理下で再建へ(09年)

2018/10/24
 

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