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論文不正の指摘を受け会見する小保方晴子氏=2014年4月9日、大阪市内のホテル 神戸新聞NEXT
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論文不正の指摘を受け会見する小保方晴子氏=2014年4月9日、大阪市内のホテル

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 「STAP細胞はあります!」。300人を超える報道陣の視線を一身に集めた女性は、臆せず言い放った。自身が筆頭著者の論文に重大な不正が指摘されたことを受け、大阪市内で開かれた釈明会見。具体的な反論はないまま突然出た“宣言”に、会場からは失笑が漏れた。

 神戸市中央区の理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(当時)で研究ユニットリーダーだった小保方(おぼかた)晴子氏。

 マウスの細胞を酸で刺激し万能細胞のSTAP細胞を作った-。会見の約70日前、理研の大々的な発表は生物学の常識を覆すとして世界中を驚かせた。だが1週間ほどたった頃から、インターネット上で論文への疑義が次々と示された。

 理研の調査委員会は、データの改ざんやねつ造を認定。小保方氏らによる検証実験でSTAP細胞は作れず、調査委は2014年12月、別の万能細胞であるES細胞の混入だったとほぼ断定した。

 結局、誰が混入させたか、故意か過失かも不明のまま、神戸を舞台としたSTAP細胞問題は幕を下ろした。「科学は性善説で成り立っている」。論文共著者の言葉が、研究不正を見抜く難しさを物語っていた。

 当初、小保方氏をアイドルのように扱い報じるなど過熱したメディアの責任も重く、科学報道の在り方に一石を投じた事件でもあった。(藤森恵一郎)

2019/4/10
 

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