連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

  • 印刷
囲碁史上初の七冠独占を達成した井山裕太棋士=2016年4月20日、東京都千代田区の日本棋院 神戸新聞NEXT
拡大

囲碁史上初の七冠独占を達成した井山裕太棋士=2016年4月20日、東京都千代田区の日本棋院

神戸新聞NEXT

  • 囲碁史上初の七冠独占を達成した井山裕太棋士=2016年4月20日、東京都千代田区の日本棋院
  • 神戸新聞NEXT

囲碁史上初の七冠独占を達成した井山裕太棋士=2016年4月20日、東京都千代田区の日本棋院 神戸新聞NEXT

囲碁史上初の七冠独占を達成した井山裕太棋士=2016年4月20日、東京都千代田区の日本棋院

神戸新聞NEXT

  • 囲碁史上初の七冠独占を達成した井山裕太棋士=2016年4月20日、東京都千代田区の日本棋院
  • 神戸新聞NEXT

 囲碁将棋担当となった2015年3月。井山裕太という囲碁棋士の呼称は、棋聖・名人・本因坊・碁聖を保持する「四冠」だった。

 同年春から夏にかけて本因坊と碁聖を防衛、秋には天元戦(神戸新聞社主催)の挑戦権を獲得した。挑戦者決定戦の打ち上げで、ほっとしたようにくつろいだ笑顔が記憶に残っている。

 年末にかけて名人を防衛したのに続き、王座を獲得。天元も3連勝で奪取。「六冠」に返り咲き、残るタイトルは十段だけとなった。

 夢でも見ているかのような快進撃の中、個人的には16年1月の十段戦挑戦者決定戦がこの1年のハイライトだった。周囲の期待が重くのしかかる中、本人も「一時は負けを覚悟した」と振り返った劣勢からの大逆転。井山六冠の勝ちが決まった瞬間、大阪・梅田の大盤解説会場はどよめいた。

 師匠の石井邦生九段(兵庫県宝塚市)も「神懸かっている」と舌を巻く勝ちっぷりで、その後に棋聖も防衛。4月20日の大一番を迎えた。

 第54期十段戦5番勝負第4局。東京での対局を石井九段と大阪で見守った。夕刻、対戦相手が投了し、井山七冠が誕生。「奇跡ですよ、これは…」。ざわめきの中、顔をほころばせる石井九段。あまたの名棋士が成し遂げられなかった偉業を達成した重みが、その一言に詰まっていた。(溝田幸弘)

2019/4/16
 

天気(5月24日)

  • 27℃
  • ---℃
  • 0%

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 30℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ