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亀裂部分の説明をする車両カンパニーの小河原誠プレジデント(奥)=2018年2月28日、神戸市中央区東川崎町1、川崎重工業神戸本社 神戸新聞NEXT
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亀裂部分の説明をする車両カンパニーの小河原誠プレジデント(奥)=2018年2月28日、神戸市中央区東川崎町1、川崎重工業神戸本社

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 「新幹線は大丈夫です」

 JR西日本社員のこの言葉の裏には、慢心と大きな落とし穴があった。

 2017年12月11日、博多発東京行きの新幹線「のぞみ34号」は名古屋駅で運転を休止。点検で鋼製の台車枠に大きな亀裂が見つかり、破断寸前と分かった。国の運輸安全委員会は新幹線では初めて、大事故を引き起こす恐れのある「重大インシデント」に認定した。

 異臭、もや、異音…。JR西の乗務員らは、JR東海に運行を引き継ぐまでの約2時間半、30件に上る異変を感知したが、東京の指令所と車内のやり取りで聞き漏らしや「認識のずれ」があり、運行を続けたと発表。来島達夫社長は「尼崎脱線事故の教訓を生かせなかった」と謝罪した。

 問題発覚から約80日後の18年2月28日。台車を製造した川崎重工業(神戸市)は、設計上の基準を超えて台車枠を削る製造不良があったことを認めた。厚さ8ミリの鋼材を4ミリまで削っていた例もあり、金花芳則社長は「基本的な教育が欠如していた」と悔やんだ。

 ないがしろにされた安全意識、品質管理。公共交通の安全性やものづくりへの信頼は大きく揺らいだ。

 「人の命を運んでいる意識がここまでないのか」。脱線事故で娘を亡くした遺族の問いに、両社が答えられる日は来るのだろうか。(小西隆久、竹本拓也)

2019/2/26
 

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