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地域共生プロジェクト

竹田の魅力再発見【2】模索 ターゲットは、将来像は
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関学大生が制作したマップ。地図上に魅力や課題が記されている
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関学大生が制作したマップ。地図上に魅力や課題が記されている

関学大生が制作したマップ。地図上に魅力や課題が記されている

関学大生が制作したマップ。地図上に魅力や課題が記されている

 国史跡・竹田城跡(朝来市和田山町)の麓に広がる町並み。際だった観光スポットはないが、中世から近世にかけて城下町、宿場町として栄えた往事の名残が漂う。

 「町を歩きましょう」-。「竹田地域ビジョン会議2」専門委員の八木康夫・関西学院大総合政策学部教授が提案した。

 同会議は、委員全員が集まる全体会と並行し、観光ルート▽地元食材を使ったグルメ▽広報・PR-の3分科会を設けた。テーマごとに深く議論するためだ。町歩きは観光資源の掘り起こしと課題整理のため、観光ルート分科会が担った。

 昨年11月上旬、八木教授は、集まった13人の分科会メンバーと一緒に竹田地域中心部へ。武家屋敷跡に立ち並ぶ寺院と石畳の街路を歩く。築100年を超す木造建築や民家の前では自然と足が止まる。町中を流れる水路には但馬最古とされる江戸前期の石橋が架かる。約4時間かけて、日常風景の魅力を丹念に拾った。

 一方で、適切な案内看板がない▽石畳の意匠に統一性がない▽散策路の交通量が多い-など観光地としての改善点を整理。調査結果に写真を添え、八木教授のゼミ生で町歩きに参加した4年の高見将大さん(22)、坂井章さん(24)、中川悠美さん(22)が1枚の地図にまとめた。地元住民も気付かなかった魅力と課題が盛り込まれていた。

 観光ルート分科会では地図を基に話し合い、魅力的な観光地の将来像について繰り返し議論になった。広報・PR分科会でも、竹田を訪れた人にとって必要な情報を、現地でどう伝えるかに関心が集まった。どんな観光客をターゲットに据え、魅力を磨くのか。誰もが模索していた。

(峰大二郎)

2016/3/26

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