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銀の馬車道・鉱石の道について話し合う高校生ら=神河町寺前
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銀の馬車道・鉱石の道について話し合う高校生ら=神河町寺前

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銀の馬車道・鉱石の道について話し合う高校生ら=神河町寺前

インスタでPR、婚活ツアー、史跡再現

 明治・大正期に播磨と但馬を結んだ日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」の活性化策を高校生が考えるフォーラムが12月14日、神河町寺前の町中央公民館グリンデルホールであった。県内外の7校から約30人が参加し、若者目線のアイデアを出し合った。(地道優樹)

 同遺産の沿線6市町などでつくる推進協議会の主催で、県内からは市川、神崎、福崎、生野、飾磨、姫路南の6高校が参加。今年8月から計4回のワークショップで、遺産の歴史や現状、課題を学び、活性化案をまとめた。

 この日は、学校混合の4グループが登壇し、活性化策を発表した。写真共有アプリ「インスタグラム」でのPRや、生野銀山をライトアップする「婚活ツアー」、史跡の往年の様子をVR(仮想現実)技術などで再現する「ハイテク歴史館」の建設-などのアイデアが出た。

 県外からも愛媛県立新居浜南高校「ユネスコ部」の生徒4人が参加し、活動を報告した。地元の産業遺跡・別子銅山の魅力を伝えるため、新規転入者を対象にしたガイドツアーや、かつて鉱山で働いた人への聞き取り調査に取り組んできたことを紹介した。

 神河町越知の中山美千子さん(46)は「高校生が地域のことを『自分事』として考えてくれているのがうれしい」と話した。

2019/12/15
 

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