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兵庫県内外から46人、自転車で疾走

 明治・大正期に播磨と但馬を結んだ日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」を自転車で走るイベントが11月1日、開かれた=写真。県内外から46人が参加し、姫路を起点とする約60キロのコースを駆け抜けた。

 沿線市町などでつくる推進協議会が毎年開催。参加者は午前9時ごろに姫路港を出発して約20キロ離れたJR香呂駅まで向かい、自転車ごと乗れる「サイクルトレイン」で朝来市のJR生野駅まで移動した。

 昼すぎからゴールの姫路城を目指して再スタート。神河町吉冨の道の駅では地元産ゆずジュースで喉を潤し、馬車のモニュメントがある近くの「畑川原池(はたがわらいけ)」にも立ち寄った。サイクリング仲間7人と参加し、自転車を降りて休憩した明石市の野村幸子さん(59)は「しっかり踏みしめて歩きました」と笑顔だった。

 妖怪の像が並ぶ福崎町西田原の辻川山公園では、池から顔を出す機械仕掛けのかっぱ人形「ガジロウ」の撮影を楽しむ人も。午後4時すぎに完走した姫路市砥堀の会社員竹中浩二さん(49)は「馬車道の距離を体感できた。秋の田園風景にも癒やされました」と汗をぬぐいながら話した。(地道優樹)

2020/11/3
 

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