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アイデアをまとめた付箋を活用して活性化策の議論を深める参加者=姫路市西脇
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アイデアをまとめた付箋を活用して活性化策の議論を深める参加者=姫路市西脇

アイデアをまとめた付箋を活用して活性化策の議論を深める参加者=姫路市西脇

アイデアをまとめた付箋を活用して活性化策の議論を深める参加者=姫路市西脇

 地域住民が主体となって活性化の道筋を探る姫路市の「がんばる地域応援事業」で、対象エリアとなっている太市小学校区が7月19日、取り組みをスタートさせた。住民ら約50人が同校に集まり、地域づくりの方向性や魅力づくりについて意見を出し合った。

 人口減少率と高齢化率が一定基準以上の小学校区を対象にした事業で、4年目を迎える。地域住民の意識の醸成や将来構想の策定に向け、講師を招いたり先進地を視察したりする。

 初会合となった19日は、参加者が「住んでみたくなるまちとは」などのテーマで議論。「安全」「買い物しやすい」「アクセスがいい」など思いつくキーワードを付箋に書いて出し合い、アイデアを深めた。

 10年前と比べて世帯数が微増している一方で、人口は減り続け、高齢化率も約4割に達する同地区。実情を反映するように、病院が必要と考える参加者が多く、女性からは子育てや教育を重視する声も出た。

 地区の連合自治会長、梅元義昭さん(78)は「都会のまねではなく、豊かな自然を生かして人口を維持する『とかいなか』を目指して将来を描きたい」と話した。(小川 晶)

2020/7/21
 

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