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父を亡くした神戸空襲を語る根岸耕一さん=神戸市立中央図書館
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父を亡くした神戸空襲を語る根岸耕一さん=神戸市立中央図書館

 戦争を知らない世代へ、70年前の神戸空襲や戦後間もない時期の暮らしを伝える「語り伝える~平和といのちの大切さ」が15日、神戸市中央区楠町7の市立中央図書館で開かれた。空襲体験者2人が当時を振り返り、参加した親子連れら約40人に「話し合いで問題を解決する平和な社会を実現して」と願いを託した。

 戦後70年を機に、同市が初めて企画した。

 1945年3月の空襲時、同市兵庫区在住だった印南千鶴子さん(78)=三木市=は、母と姉妹計6人で自宅から会下山へ逃げた。「散り散りになるよりみんな一緒に死のう」と言い聞かせるように話した母の言葉が、今も耳から離れない。終戦後の学校で、教科書を墨で塗りながら「自分で物事を考えられるようにならなあかん」と心に誓った。

 「私たちが戦後を頑張れたのは、平和憲法のおかげ」と印南さんは強調。「核兵器使用や戦争は、絶対に繰り返してはいけない」と力を込めた。

 同年6月の空襲で、父を亡くした根岸耕一さん(84)=同市北区=もつらい体験を語った。

 だいち小(同市須磨区)6年の女子児童(12)は秋に修学旅行で広島市を訪れるという。「2人の体験を頭に入れ、次は広島の原爆による被害をしっかりと学びたい」と話していた。(田中宏樹)

2015/8/15

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