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戦争とひょうご記事一覧

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シベリア抑留体験を振り返る高橋勝さん=いずれも篠山市立中央図書館
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シベリア抑留体験を振り返る高橋勝さん=いずれも篠山市立中央図書館
戦争体験者などの聞き取り活動などを続ける石田宇則さん
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戦争体験者などの聞き取り活動などを続ける石田宇則さん
空襲体験などを語る杉村肇さん
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空襲体験などを語る杉村肇さん

 篠山市在住の男性3人が、シベリア抑留や空襲などの体験を伝える講演会「戦後70年 今、戦争を語る」が22日、同市西吹の市立中央図書館であった。19日に成立した安全保障関連法への言及もあり、参加した25人が耳を傾けた。(藤本淑子)

 「九条の会・ささやま」が企画。同市向井の高橋勝さん(89)、北新町の杉村肇さん(78)、和田の石田宇則(いえのり)さん(76)がそれぞれの体験を語った。

 高橋さんは1945年3月、陸軍航空士官学校を卒業して満州に送られ、その後、ソ連軍にシベリア行きを命じられた。高橋さんの小隊50人の中には県知事もいたといい「偉い人も関係なく、毛布も便所もない貨物列車に乗せられた」と振り返った。同年10月末に到着したシベリアは氷点下20度に達し「冷たいを通り越して痛い。ひどいもんやった」と語った。

 杉村さんは、生まれ育った台湾での空襲で跡形もなく消えた家や、黒こげになった死体の臭いが今も脳裏に焼き付いているといい「私にとっての戦争体験は、忘れることのできない恐怖だ」と述べた。安保法にも触れ「日本のブランドである平和をなぜ、かなぐり捨てるのか。戦争する日本にならないよう、選挙や訴訟を武器に戦う」と力を込めた。

 父を戦争で亡くし、現在も市内の戦争体験者や遺族の聞き取り活動を続ける石田さんは、激戦地の北太平洋アッツ島に向かった兵士たちの写真を紹介。カメラを前に笑顔を見せる若い兵士の姿もあり、「若い人はいつの間にか戦争に巻き込まれる。次世代に二度と同じことが起こらないようしっかりと伝えたい」と訴えた。

2015/9/23

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