連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

  • 印刷
生野鉱山群と「銀の馬車道・鉱石の道」の世界遺産登録を目指す会の設立総会で、趣旨を説明する沢木正幸代表=姫路市内
拡大

生野鉱山群と「銀の馬車道・鉱石の道」の世界遺産登録を目指す会の設立総会で、趣旨を説明する沢木正幸代表=姫路市内

生野鉱山群と「銀の馬車道・鉱石の道」の世界遺産登録を目指す会の設立総会で、趣旨を説明する沢木正幸代表=姫路市内

生野鉱山群と「銀の馬車道・鉱石の道」の世界遺産登録を目指す会の設立総会で、趣旨を説明する沢木正幸代表=姫路市内

 姫路と但馬を結んだ近代産業道路の痕跡である日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」と、旧生野鉱山群(養父、朝来市)を一体として世界文化遺産登録を目指す任意団体が、姫路市内で設立された。周辺の活性化に取り組む市民らで構成。関係する3市3町と県に働きかけ、国に登録申請を求める機運を醸成することが当面の目標という。

 団体名は「世界遺産を実現する会」。発起人の一人で、銀の馬車道に関する歴史講話の会を各地で主催する「馬車道ひめじ応援の会」の代表理事、沢木正幸さん(72)=同市=が代表に就いた。他の役員には日本遺産推進協議会の幹部や郷土史家、商工関係者らが選出された。

 10月31日の設立総会で沢木さんは、今夏に「銀の馬車道-」の日本遺産認定継続が決まったことや、石見銀山(島根県)など国内鉱山の世界遺産登録例に触れ、「石見や(国が推薦済みの)新潟・佐渡金山に比べても、生野は劣っていない」と強調。「生野鉱山群を中心に、二つの日本遺産の道沿いに点在する文化財を加え、新しい切り口で世界遺産に挑戦したい」と、設立の趣旨を説明した。

 本年度は、関係自治体などへの要望や提案▽世界遺産を実現する方策を話し合う研究会の設置▽会員の拡大-などを目指している。沢木さんTEL090・7098・4233(上杉順子)

2023/11/7
 

天気(9月10日)

  • 32℃
  • 27℃
  • 50%

  • 31℃
  • 24℃
  • 60%

  • 35℃
  • 28℃
  • 50%

  • 35℃
  • 26℃
  • 50%

お知らせ