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「鉱石の道」の遺構とみられる縁石。奥側がたたき締められた路面だった=朝来市岩津

「鉱石の道」の遺構とみられる縁石。奥側がたたき締められた路面だった=朝来市岩津

 明治・大正期に但馬と姫路を結んだ産業道路「銀の馬車道・鉱石の道」について、朝来市教育委員会は、明治時代に造られたとみられる「鉱石の道」の遺構を確認したと発表した。各鉱山をつないだ道路跡の確認は初めて。市教委は11月29日、見つかった同市岩津で地元役員らに説明会を開き、「サイクリングツアーなど観光面での活用を考えている」などとした。

 市教委によると、見つかったのは道路の縁石とみられ、長さ約2メートルにわたる3段の石積み。奥側にたたき締められた形跡があった。3段のうち下2段は河原石を使い、最下段は石の大きさを変えて上面を水平にし、重い鉱石を運べるよう強度を高めていた。最上段は石材の質や積み方が異なり、「後世に積まれたと考えられる」という。

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2023/11/30
 

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