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フランス人技師が生野鉱山などで使用した測量機器=姫路市本町
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フランス人技師が生野鉱山などで使用した測量機器=姫路市本町

フランス人技師が生野鉱山などで使用した測量機器=姫路市本町

フランス人技師が生野鉱山などで使用した測量機器=姫路市本町

 明治・大正期に姫路市と但馬地域を結んだ「銀の馬車道・鉱石の道」をテーマに、姫路や播磨地域とフランスのゆかりを紹介する展覧会が、同市本町のイーグレひめじで開かれている。馬車道の建設に貢献したフランス人技師らをパネルなどで紹介する。16日まで。

 姫路日仏協会の主催。馬車道の歴史について市民に理解を深めてもらおうと、初めて企画した。

 同協会の白井智子(さとこ)会長が、生野鉱山に赴任した「お雇い外国人」についての研究で集めた史料をパネルで展示。フランス人技師レオン・シスレーが決めたとされる馬車道のコースは、フランス人建築家のジュール・レスカスがシスレーの一時帰国中に原案を考えたことなど、定説と異なる事実も解説する。馬車道の沿線市町や関係団体が提供した古写真や、測量で使われた当時の機器なども並ぶ。

 白井会長は「フランス人技師が活躍した当時に思いをはせながら、馬車道の歴史や周辺地域の魅力を知ってほしい」と話した。

 無料。午前10時~午後4時半。16日は同4時まで。14日は関係者のみ入場できる。同協会TEL090・5966・7575(真鍋 愛)

2025/2/14
 

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