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白い「銀馬車かぼちゃ」収穫  神河の子どもが体験、10月ごろ店頭に
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カボチャの重さを確かめながら収穫する子どもたち=神河町中村
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カボチャの重さを確かめながら収穫する子どもたち=神河町中村

カボチャの重さを確かめながら収穫する子どもたち=神河町中村

カボチャの重さを確かめながら収穫する子どもたち=神河町中村

 日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」にちなんだ中播磨の特産カボチャ「銀馬車かぼちゃ」が実りの時期を迎え、地元の子どもたちが神河町中村の畑で収穫を体験した。2カ月ほどの追熟期間を経て、10月ごろに店頭に並ぶ。

 沿線地域のブランド化を図ろうと、地元事業者などでつくる協議会がJAや農家の協力を得て2018年から育てる。銀鉱石を連想させる白皮の品種「伯爵」で、メロンのような甘い香りが特徴。姫路市と神崎郡3町で計6トンの収穫を見込む。

 神河町では中村営農が6月初旬、神崎小学校と神崎幼稚園の子どもを招いて約500本の苗植えを実施。今年は成育時期に雨が少なく厳しい暑さだったため、小ぶりな実もあった。また収穫前の雨で肥料が流れ、雑草が伸びるなど手入れにも苦労したという。

 19日にあった収穫会には苗を植えた児童・園児と、神崎保育園児が参加。草を踏み分けて実を見つけ、大人につるを切ってもらってはかごに運んだ。神崎幼稚園年長の森岡朔太郎ちゃん(5)は「5個ぐらい見つけた。形がタマネギに似てる」と観察し「コロッケにして食べたい」と笑顔を見せた。

 銀馬車かぼちゃはJAの直売所「旬菜蔵」の福崎、飾磨、書写店や道の駅銀の馬車道・神河、生野銀山で販売予定。(喜田美咲)

2025/8/29
 

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