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銀の馬車道150年へ魅力発信 SNS活用、自転車の旅 推進協総会
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2025年度の事業計画などを決めた日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会の総会=姫路市三左衛門堀西の町、姫路キヤッスルグランヴィリオホテル
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2025年度の事業計画などを決めた日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会の総会=姫路市三左衛門堀西の町、姫路キヤッスルグランヴィリオホテル

2025年度の事業計画などを決めた日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会の総会=姫路市三左衛門堀西の町、姫路キヤッスルグランヴィリオホテル

2025年度の事業計画などを決めた日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会の総会=姫路市三左衛門堀西の町、姫路キヤッスルグランヴィリオホテル

 日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会(会長=桑田純一郎・但陽信用金庫理事長)の2025年度総会が30日、姫路市内のホテルで開かれた。播但地域6市町の首長らを含む同協議会のメンバー12人が出席。馬車道は来年、開通150年を迎える。二つの産業道路の自転車巡りPR強化や、両ルートのガイド育成講座開催など取り組みを加速させることを確認した。(西尾和高)

 同協議会は17年、全長73キロの産業道路「銀の馬車道」(飾磨港-生野鉱山)と「鉱石の道」(生野-明延、中瀬鉱山)を生かして、沿線の地域活性化を目指そうと発足。播磨、但馬両地域の6市町のほか、兵庫県や神戸新聞社などで構成される。

 この日の総会では、25年度の新規事業として、二つの産業道路を自転車で巡り、グルメなどを楽しむ旅の様子を交流サイト(SNS)やウェブサイト、ラジオで発信して、PR活動に注力することを確認。両ルートのガイドを育成するため、沿線の各地域で住民を対象にした講座を開いたり、現地研修に取り組んだりすることを決めた。

 意見交換では、中元孝迪・銀の馬車道ネットワーク協議会長が「馬車道は来年で開通から150年を迎える。一般の人も巻き込んで、何か新しい事業を考える必要がある」と提案。上田英則・但馬県民局長は「事業などについて若者にはSNSで、年配の人には活字でそれぞれ効率よく発信できるように、みんなで勉強したい」と要望した。

 ほかに24年度事業報告や収支決算、25年度事業計画など4議案を承認した。

2025/6/4
 

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