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新潟・佐渡金銀山や愛媛・別子銅山の取り組みなどを聴いた講演会=朝来市新井
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新潟・佐渡金銀山や愛媛・別子銅山の取り組みなどを聴いた講演会=朝来市新井

新潟・佐渡金銀山や愛媛・別子銅山の取り組みなどを聴いた講演会=朝来市新井

新潟・佐渡金銀山や愛媛・別子銅山の取り組みなどを聴いた講演会=朝来市新井

 生野鉱山(朝来市生野町)や周辺の景観保全などについて考える講演会「『金・銀・銅』がつなぐ、鉱山町の未来」が、あさご・ささゆりホール(同市新井)で開かれた。参加者は、愛媛・別子銅山と新潟・佐渡金山の関係者から先進事例を聴いた。

 朝来市教育委員会の主催。同市では、生野鉱山や周辺の鉱山町による地域の活性化を進めている。一方、日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」の構成遺産などを生かして世界文化遺産への登録を目指す住民団体が昨年10月、姫路市で発足した。今月10日の講演会には、朝来市や周辺の約100人が参加した。

 愛媛県新居浜市の秦野親史・別子銅山文化遺産課統括参事は、明治末に操業を始めた旧水力発電施設や、坑道、選鉱場などを利用して観光化を進めていることを報告。「保存活用するだけでなく、進化させていかなければならない」と訴えた。

 一方、新潟県佐渡市の宇佐美亮・世界遺産推進課課長補佐は、佐渡金山を世界遺産に申請した経緯や狙いなどを説明。「世界遺産をとっかかりに、自然とか、文化財とか佐渡の魅力を知ってもらい、リピーターを増やす」と報告した。(小日向務)

2024/2/21
 

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