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明延坑道 バイクで駆ける 「鉱石の道」舞台に11月、ツーリングラリー 昨年に続き2回目 未知なる体験 愛好家に好評
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 日本遺産「鉱石の道」を目指してバイク愛好家らが集い、観光拠点などの写真を撮影して交流サイト(SNS)などで発信しながら駆ける「最高フォトツーリングラリーin鉱石の道」が人気を集めている。明延鉱山の探検坑道を走れることなどから、昨年は124人が参加した。今年は11月1~3日、養父、朝来両市で実施する。(阿部江利)

 「銀の馬車道・鉱石の道」の活性化を目指し、鉱石の道推進協議会(事務局・但馬県民局)が主催する。

 自身もバイク愛好家という運営受託会社「マインズ」の末澤弘太さん(52)によると、昨年は11月に実施し、22府県からエントリーがあった。30~60代の男性が大半で「坑道を走れるのがいい」「行き先を開拓したい」との声が多かった。

 今年も生野銀山や中瀬鉱山など七つの指定場所のうち2カ所と、他の観光施設32カ所と道の駅などから3カ所を巡り、写真を撮って明延鉱山にゴールする。

 自宅など出発点からの距離が最長の人と最短の人の賞、写真賞などを用意するほか、1、2日目はゴール後に但馬牛のバーベキュー交流会を開く。

 昨年の参加者のSNS投稿は、3日間で332件に上った。終了後のアンケートによると、イベント後に宿泊した人も多かったほか、周辺での食事や休憩のため、1台当たり平均1万6千円程度を使っていたという。

 本年度は参加台数を増やし、好きな日に参加できるようにしている。末澤さんは「愛好家からすると、但馬の山道はぜひ走りたい『ご褒美ロード』。鉱石の道を知らなかった人も多く、新たなニーズを掘り起こしている」と手応えを口にする。

 今年の参加枠は先着200人で、13日時点で定員に達し、キャンセル待ちを受け付けている。参加は1台3300円で、交流会参加には別料金が必要。「鉱石の道」ホームページから申し込む。同協議会TEL0796・34・6126

2025/9/17
 

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