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洲本5人刺殺事件

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捜査関係者が出入りする事件現場周辺。後方は平野達彦容疑者宅=11日午前9時57分、洲本市中川原町中川原
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捜査関係者が出入りする事件現場周辺。後方は平野達彦容疑者宅=11日午前9時57分、洲本市中川原町中川原

 洲本市で男女5人が刺されて死亡した事件で、無職平野達彦容疑者(40)=殺人容疑で送検=の両親らが、容疑者の不安定な言動や精神状態などについて、10年前から洲本市や明石市にある兵庫県健康福祉事務所(保健所)に計4回の相談をしていたことが11日、分かった。

 事件直前には、被害者やその家族から警察への相談が計9回あったが、容疑者の家族も公的機関への相談を繰り返していた。

 県洲本健康福祉事務所によると、2005年、平野容疑者の関係者から相談を受け、淡路島内の病院を紹介して入院。同事務所は、退院後も本人の様子を家族に尋ねていた。

 10年12月には母親から「息子の調子が悪い」との相談が寄せられ、緊急処置として明石市内の病院に措置入院。この病院では13年10月までの間、1~2カ月の入院を計3回繰り返し、14年7月ごろまで通院などで治療していた。

 さらに、14年10月には、母親が洲本の事務所に「息子が心配。金の無心に来て怖い」と訴え、当時、平野容疑者が住んでいた明石市の事務所にも父親とともに相談した。

 明石の事務所の職員は明石市職員とともに本人と直接会って、体調や生活状況などを確認。入院の緊急性は感じなかったというが、金銭面で困っている様子だったという。面談結果は両親や洲本の事務所に報告された。また、洲本の事務所は洲本署に連絡し、「不測の事態に備えて」連携を確認したという。

 洲本の事務所長は「家族が本人との関係に悩んでいるようだったので、こちらも苦慮した。結果的に十分な対応にならず、反省している」と話している。

2015/3/12

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