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洲本5人刺殺事件

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 2015年3月に兵庫県洲本市で男女5人が刺殺された事件で、殺人と銃刀法違反の罪に問われた平野達彦被告(42)=同市中川原町=の裁判員裁判が8日、神戸地裁で始まった。犯人でないなどと主張した同被告について、弁護側は当時の精神状態が影響していた可能性があると指摘。刑事責任能力の有無を巡り、検察側と全面的に争う姿勢を見せた。

 同被告は初公判の冒頭、「私が5人の命を奪ったのなら、電磁波兵器によって殺害意思を持つように強制された」と主張。弁護側は、罪を軽減できる心神耗弱か、罪に問えない心神喪失に当たるとした。

 検察側は捜査段階の鑑定留置で同被告を精神鑑定し、責任能力があると判断。冒頭陳述では「当時正常な心理状態だった」とし、今後予定されている鑑定医に対する尋問などで立証する方針を示した。

 平野被告が事件の犯人かどうかについて物証があると説明。同被告が殺害状況を録音したとみられるボイスレコーダー▽被害者の血液が付着したサバイバルナイフや着衣-などを挙げた。

 この日は、同被告を現行犯逮捕した洲本署員らの証人尋問があった。逮捕時の様子について「不気味なくらい落ち着いていた」と語った。

 起訴状によると、15年3月9日の明け方から朝にかけて、近くに住む平野毅(たけし)さん=当時(82)=夫婦と、平野浩之さん=当時(62)=ら一家3人をサバイバルナイフで刺し殺したとされる。

 裁判は13日から再開し、判決の言い渡しは3月22日に予定されている。

2017/2/9

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