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神戸市長田区のJR新長田駅前広場では、ボランティアや地元の駒ケ林中学、湊川高校の生徒たちが作ったペットボトルの灯籠を地面に並べて「1・17ながた」の文字を浮き上がらせた。夕暮れ時から点灯し、午後5時46分に黙とう。揺れる炎は暖かく、冷たい風で消えそうになる火を親子連れらが継ぎ足した=17日午後6時20分、JR新長田駅前広場(撮影・三津山朋彦)
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神戸市長田区のJR新長田駅前広場では、ボランティアや地元の駒ケ林中学、湊川高校の生徒たちが作ったペットボトルの灯籠を地面に並べて「1・17ながた」の文字を浮き上がらせた。夕暮れ時から点灯し、午後5時46分に黙とう。揺れる炎は暖かく、冷たい風で消えそうになる火を親子連れらが継ぎ足した=17日午後6時20分、JR新長田駅前広場(撮影・三津山朋彦)

  • 神戸市長田区のJR新長田駅前広場では、ボランティアや地元の駒ケ林中学、湊川高校の生徒たちが作ったペットボトルの灯籠を地面に並べて「1・17ながた」の文字を浮き上がらせた。夕暮れ時から点灯し、午後5時46分に黙とう。揺れる炎は暖かく、冷たい風で消えそうになる火を親子連れらが継ぎ足した=17日午後6時20分、JR新長田駅前広場(撮影・三津山朋彦)

神戸市長田区のJR新長田駅前広場では、ボランティアや地元の駒ケ林中学、湊川高校の生徒たちが作ったペットボトルの灯籠を地面に並べて「1・17ながた」の文字を浮き上がらせた。夕暮れ時から点灯し、午後5時46分に黙とう。揺れる炎は暖かく、冷たい風で消えそうになる火を親子連れらが継ぎ足した=17日午後6時20分、JR新長田駅前広場(撮影・三津山朋彦)

神戸市長田区のJR新長田駅前広場では、ボランティアや地元の駒ケ林中学、湊川高校の生徒たちが作ったペットボトルの灯籠を地面に並べて「1・17ながた」の文字を浮き上がらせた。夕暮れ時から点灯し、午後5時46分に黙とう。揺れる炎は暖かく、冷たい風で消えそうになる火を親子連れらが継ぎ足した=17日午後6時20分、JR新長田駅前広場(撮影・三津山朋彦)

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 6434人が亡くなった阪神・淡路大震災は17日、19年目に入った。鎮魂の祈りに包まれた被災12市は、災害に強いまちづくりに向け、新たな一歩を踏み出す。将来は、南海トラフ巨大地震や内陸直下型地震の発生も懸念される。悲しみを繰り返さないために、阪神・淡路と東日本大震災の教訓を踏まえた対策を急ぎたい。高齢化率が50%に迫る復興住宅への対応は、超高齢化社会を見据えた私たちの暮らしの備えにつながる。震災20年の節目も近づいている。安心社会の実現に向けた被災地の先進的な取り組みへの期待は大きい。

 発生から19年目に入った阪神・淡路大震災。復興したまち並みは以前の姿をほぼ取り戻した。一方で、災害復興住宅では高齢化や孤立化が進むなど、被災者間の復興格差の広がりが懸念される。

 兵庫県内の復興住宅は265団地。2001年に40・5%だった高齢化率(65歳以上)は昨年48・2%となり、過去最高を更新した。単身高齢世帯率も44・2%で過去最高を記録。県などは子育て世代への優先入居などで若者の入居を促すが、顕著な効果は出ていない。

 復興住宅の孤立化も深刻だ。昨年1年間の「独居死」は61人に上る。約9割が60歳以上で、死後1カ月以上経過して見つかったケースもある。

 国や自治体が被災者に最大350万円を貸し付けた「災害援護資金」の未返済額は、昨年3月時点で約183億円。返済義務のある人の約6割を60歳以上が占める。

 一方で、県内の被災12市の域内総生産(GDP、実質)は直近の11年度(速報値)が14兆1331億円となり「復興特需」とされた震災直後の1996年度を上回った。

 「ボランティア元年」と呼ばれた阪神・淡路を機に成立したNPO法に基づく県内のNPO法人数は、18日に8団体が新たに認証され、計1238団体に上る。震災の教訓を踏まえ、県が独自に始めた住宅再建共済の加入率は昨年11月末時点で8・7%にとどまり、南海トラフ巨大地震など来るべき災害に備え、加入率の向上と制度の全国的な広がりが課題だ。

(岡西篤志)

2013/1/17

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