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17日の取材に向けて話し合う神戸大学ニュースネット委員会のメンバー=神戸市灘区六甲台町、神戸大
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17日の取材に向けて話し合う神戸大学ニュースネット委員会のメンバー=神戸市灘区六甲台町、神戸大

17日の取材に向けて話し合う神戸大学ニュースネット委員会のメンバー=神戸市灘区六甲台町、神戸大

17日の取材に向けて話し合う神戸大学ニュースネット委員会のメンバー=神戸市灘区六甲台町、神戸大

 阪神・淡路大震災から丸18年となる17日、学生と教職員47人が亡くなった神戸大の学生報道団体が、神戸・東遊園地で催される「阪神淡路大震災1・17のつどい」などを取材し、学内で号外を発行する。震災を機にできた団体だが、記者として伝える学生は県外出身者が多く、当時の状況や復興の歩みもほとんど知らない。新聞づくりに携わり意識するようになった「1月17日」をしっかり伝えたいと当日発行にこだわる。(紺野大樹)

 「神戸大学ニュースネット委員会」。震災後の1995年6月、日々の情報や震災の教訓を詳しく速く伝えようと発足した。現在は13人が活動し、年5回、学内で新聞を発行。1月は震災特集を組んでいる。

 メンバーのうち、震災当時神戸在住だった1人以外は全員、兵庫県外で暮らしていた。

 長崎県出身の3年松永さとみさん(21)にとって震災は「教科書に出てきた程度」だった。だが同団体に入り、神戸大生だった娘を亡くした男性の取材を続ける。「亡くなったときの話など、『触れてもいいのかな』と気後れすることもあった。でも今は、そこから歩み出している姿を伝えたいと思う」と語る。

 同団体など関西9大学の新聞部・サークルが加盟する「UNN関西学生報道連盟」が昨年公表した関西の学生約500人へのアンケートでは、「1月17日が阪神・淡路大震災があった日だと意識できるか」との問いに対し、当時兵庫県在住だった学生は80%が「はい」と回答。だが大阪は59%、その他の地域は40%にとどまった。

 「学生の間で阪神・淡路への関心が薄れてきていると感じる」と、神戸大の震災取材責任者の2年片山孝章さん(20)=京都市。当日は早朝に東遊園地などで遺族らの話を聞き、昼ごろには号外を配る。翌日までにホームページにも掲載する。片山さんは「震災で多くの先輩たちが亡くなった。紙面を見て『あっ、きょうなんや』と気付いてもらえるように頑張りたい」と話している。

2013/1/15

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