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【特集】神戸・東須磨小 教員間暴行

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会見で謝罪する神戸市教育委員会総務部の高西宏和服務担当課長(右)と藤井秀典人事担当課長=4日午後、同市役所(撮影・鈴木雅之)
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会見で謝罪する神戸市教育委員会総務部の高西宏和服務担当課長(右)と藤井秀典人事担当課長=4日午後、同市役所(撮影・鈴木雅之)

 いじめをなくすよう子どもたちを諭すべき教員が、同僚への悪質ないじめを繰り返していた-。神戸市須磨区の市立東須磨小学校で発覚した教員間のいじめ問題。市教育委員会は4日会見し「前代未聞。深刻に受け止める」と謝罪した。学校側からの報告が不十分だった点も問題視。再発防止に向け、組織的な背景にも踏み込んで調査する考えを示した。

 市教委によると、東須磨小の管理職が6月、別の教員からの相談で事態を把握し、加害教員を指導。7月に市教委へ報告した際は「教員間のトラブルがあったが、解決した」とし、いじめの内容は伝えなかった。その後も加害教員からの暴言があったという。

 市教委はいじめについて、9月に被害教員の家族からの連絡で知り、調査を開始。報告が不十分だった学校側の対応について、市教委は「管理職の責任も含めて事実を明らかにしたい」とした。

 いじめの形態について、市教委は「普段は個別に行っていた」とする。ただ、激辛カレーを無理に食べさせた件などでは「集団になることもあったようだ」と説明した。時期や回数、動機などの質問には「調査中」と繰り返した。

 一方、市教委は調査で新たな被害者も確認。「把握しているだけでも4人」とし、暴言やセクハラなどの一端を明らかにした。

 担当者は「児童や保護者らの信頼を著しく失墜した」と述べ、深く頭を下げた。市教委は、同市垂水区で市立中学生がいじめを苦に自殺した問題を巡り、9月末に有識者会議から再発防止策の報告書を受けたばかり。「一から襟を正さないといけない」と苦渋の表情を浮かべた。(佐藤健介)

2019/10/5

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