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【特集】神戸・東須磨小 教員間暴行

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 昨年明らかになった教員間暴力について、神戸市教育委員会は加害教員4人や管理職を処分し、兵庫県警は4人を書類送検しました。この間掲載してきた神戸新聞のニュースやシリーズ連載に対し、読者の皆さんから多くの意見が寄せられました。その一部を2回に分けて紹介します。まずは、現役教員や教員OB、先生を目指している方の声です。(抜粋、一部略)

■教育の危機感じる

 兵庫県内の公立高校教員、30代男です。同じ教職に就く私にとって、教育の危機を感じざるを得ない出来事だった。教員らの成功体験、傲慢(ごうまん)さに基づくものと考えられる。自分が正しいと思い込んだ教員が周囲にも強要し、学校全体が雰囲気に押されていったとき、果たしてそれに違和感を持った教員が矢面に立って意見が言えるかどうか。

■駆け込み寺があれば

 臨時講師として7年間勤務しました。その間、自分自身もセクハラやパワハラに遭い、辞めていく先生を何人も見てきた。被害に遭った先生方といつも言うことは、教育委員会や学校とはつながりのない駆け込み寺があればいいのにと。教師の世界は分厚い壁で囲まれていて、その中で何があっても助けてもらえない。だからといって壁の向こう側に助けを求めることもできない、厳しい世界と感じる。

■「先生」ではない人を教室へ

 元神戸市立小学校の教員です。小学校は「学級=個人商店」で、それぞれが尊重されすぎることが問題。目に余ることがあり管理職に相談しても「それぞれの教育方法があるから…」となる。「先生」の立場から「先生」を指導するのでは何も変わらない。「先生」ではない人が複数、教室に入るようになると随分風通しが良くなると思う。

■人格のみが原因ではない

 兵庫県内の小学校に勤務する20代の教員です。加害教員4人の行為は許されるものではない。しかし、本人の人格のみが原因とは思えない。今の教育現場の状況が大いに関係している。ICT機器の導入、外国語の教科化、保護者対応など業務量は増える一方で、多くの先生が人生を削って働き続けている。壊れかかった教育現場を多くの人が知り、真剣に考えるべきだ。

■慕われる教師になる

 高校1年生です。将来は中学校の教師になりたいと思っています。そんな私にとってこのニュースは衝撃でした。教師の魅力があまり分からなくなってしまいました。素敵な先生もいっぱいいるのに残念です。私はこんな教師には絶対なりたくありません。私の恩師のような、生徒に慕われる先生になってみせます。

2020/3/25

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